市議団ブログ

「路面電車の駅前乗り入れ いったん中止を」
[ 04月25日 ]

 

このほど発行した「岡山市政ニュース」№292号から、記事を紹介します。

 

路面電車岡山駅前乗り入れの費用が、当初の8倍以上に膨れ上がることが、今年1月に発覚しました。

広場改修とセットの43億円計画からでも2倍です。

また、2022年度末の完成予定が約2年半遅れて25年度になるとのことです。

「岡山市政ニュース」では、この問題を詳しくお伝えしています。

 

◆市は、2020年3月に問題を認識してから2022年1月に新聞報道されるまで2年近く、市民にも議会にも隠していました。

 

◆大森市長も2021年7月には報告を受けていたのに、その年の秋の市長選でこの問題を隠して、3選を勝ち取りました。

 

◆工事の日程によっては経営に大きな影響を受ける地下街テナントにさえ、市は説明していませんでした。

 

◆問題の発覚も報道によるもので、市から主体的に説明されたのは、2月18日の都市・環境委員会が初めてでした。

 

◆市は、大きな計画変更やその原因、責任のあり方などを十分市民に説明することなく、2月議会で進めていく関連予算を通してしまいました。

 

◆議員の側も、「いったん立ち止まって議論を尽くすべき」「市民にもっと説明を」と立ち止まることを求めたのは、共産市議団と1人会派の1議員だけで、自民・公明・創政・他の1人会派の議員は、関連予算に賛成しました。

 

◆それどころか、賛成した議員の中からは、市が費用圧縮した計画変更に対して、圧縮せずにやるべきとか、さらにペデストリアンデッキ(空中通路)を追加で整備すべきなどの意見まで出ました。

 

この問題は、今回予算が通ったからといって終わったわけではありません。

市と市長は、問題の経過をすべて隠さず明らかにし、いったん立ち止まって、これからどうしていくか多くの市民の方と丁寧な議論をしていくべきです。

この声を大きな世論にしていきましょう。

 

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★ttp://okjcp.jp/publications/5884

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