日本共産党 岡山市議団

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豪雨災害で議会に調査特別委 初回は10/5

18年10月2日

岡山市議会は、西日本豪雨の時の市などの対応を検証したり、復旧・復興に向けた施策などを集中的に議論して、市に対して提言するために、各会派・各区の議員で構成する特別委員会を設けました。

その初会合が今週末にあります。

◆日時 2018年10月5日(金)13:00~

◆場所 市議会棟2階・建設委員会室

団からは、発災直後から現場で救援活動に取り組み、その後国などへも要望活動をしてきている竹永みつえ・河田正一の両議員が、参加します。

委員会の模様は、どなたでも傍聴できます。岡山市議会は、委員会についてはインターネット中継しておらず、議事録も公開していないため、委員会審議の様子を知ることができるのは、実際に傍聴した時だけです。ぜひ、おいでいただき、市議会の議論をご覧になってください。

委員会の案内(岡山市議会HP)

 

 

(発行物) 岡山市政ニュース速報版№237(2018.9.27)

18年09月27日

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2018年9月定例岡山市議会の閉会にあたって、日本共産党岡山市議団が発行したファックスニュースです。


9月議会閉会 生活再建支援に力そそいだ議会論戦

2018年9月定例岡山市議会は27日、西日本豪雨災害からの復旧復興をめざす補正予算91億円をはじめとする全43議案を全て可決し、国に教育予算の充実や少人数学級などを求める陳情を全会一致で採択して閉会しました。

学校へのエアコン設置は、中学校と幼稚園は来年夏に間に合うよう整備、小学校も設置に向けたスケジュールを速やかに検討と、これまでの市方針を前倒しすることが表明されました。

党市議団は5議案に反対しました。内容は次の通りです。

●市立幼稚園や保育園を廃止民営化してこども園化することに関する議案

●どんどんふくれ上がる富吉新斎場の費用

●東山斎場や市民病院の料金値上げにつながる条例改定

 

 

豪雨災害から3カ月近く経ちますが、今でも「1階は畳も床板もはいだままの状態で、2階で寝起きしている」という方がいます。

住家の被害判定で、同じ市内でも地域によって基準に差が有ったり、床上130センチの浸水でも「半壊に至らない」と認定されたりする事例があります。家を修理するための「応急修理制度」は、額が不十分なうえに手続きが極めて煩雑で、利用をあきらめた方もいます。

党市議団を始め、今議会で質問に立った全ての議員が豪雨災害を取り上げた中で、岡山市の支援策にも前進がありました。いくつかをご紹介します。お困りのことがあればご相談ください。

ヤッタネ!

●床下浸水世帯にも義援金(り災証明書が必要なので、今からでも手続きを!)

●家屋解体や土砂混じりがれきの公費撤去(9/28から申請開始)

●笹ヶ瀬川右岸(西側)の排水ポンプ設置計画を2年前倒し(2022年までに整備)

●り災証明書の被害認定は、再調査をしてもらうことが可能

 

 

 

【動画】 2018年9月議会 個人質問(4人)

18年09月19日

 

2018年9月定例岡山市議会の個人質問の動画が、順次公開されています。

党市議団の4人(代表質問の田中のぞみを除く)の動画は、次のリンク先で見ることができます。

(パソコン、タブレット端末、スマートフォンで見ることができます)

 

林潤(2018.9.12) 約38分

http://www.okayama-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1066

 

河田正一(2018.9.12) 約43分

http://www.okayama-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1067

 

東毅(2018.9.13) 約44分

http://www.okayama-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1070

 

竹永光恵(2018.9.14) 約43分

http://www.okayama-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1075

 

 

 

(質問原稿)2018年9月議会 個人質問(9/12林じゅん)

18年09月12日

 

 

2018年9月定例岡山市議会で、9/12の個人質問に立った林じゅん議員の質問(事前提出原稿)全文です。

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1 岡山市の交通政策について

都市・消防審議会で「新総合交通計画」が審議され、岡山市公共交通網形成協議会(法定協)でもこれからの地域公共交通の方向性が議論されています。
私も法定協を傍聴しました。
市が課題と実施可能性を検討する施策を示しました。実現すれば確かに市民の利便性は向上するでしょう。委員から、市の方向性とイニシアチブに期待する発言がありました。
ダイヤの調整やバス路線の結節点など、民間任せの競争では進まない課題があります。
市民からは高齢者の足の確保に不安と期待の声があります。
岡山市総合交通計画の4つの成果指標が、「市民1人あたりの公共交通利用回数」「自宅から都心や身近な拠点に公共交通で30分以内に行ける人口」「都心の歩行者数(休日)」「地元検討組織が主体となった生活交通が導入されている地域の人口」とされています。
自家用車の運転をしない人の日常生活に即すると二つ目と三つ目は直接、関係がないように思います。1人当たりの利用回数も結果論です。
交通不便地域に住んでいる人に直接、役立ち、市が政策的に進めるべきことは、生活交通の導入くらいです。
街中の歩行者の増加より、交通不便の人数が減ることが肝心です。
そこでお尋ねします。

ア)法定協で市のイニシアチブを期待する発言がありました。ダイヤの調整など事業者任せで進まなかったことは市が音頭を取るしかありません。どのように取り組みますか。

イ)第2回協議会で設置が決まった法定協の幹事会はどのような進め方になりますか。

ウ)交通不便地域の解消の具体策はいつ策定しますか。

エ)高齢者の公共交通の利用促進は、路線の維持に役立つのではありませんか。

オ)吉備線LRT化と路面電車の岡山駅前広場乗り入れは、岡山市総合交通計画の4つの成果指標のうち、どれにどのように寄与しますか。

 

2 放課後児童クラブのあり方について

保育の内容や保護者負担金に格差がある放課後児童クラブについて、市は運営の平準化を目指しています。今年度は新たな体制を取って、進めることになっています。ただし全体の規模や元の差が大きいなど、課題があり進捗が見られないようです。
平準化について、日本共産党岡山市議団は方向として賛同しています。しかしこれまで市が目指してきた公的な事業者に運営を任せる方向が進まないから、と民間委託や指定管理が導入されてはならないとも考えています。
指定管理や民間委託を導入した自治体では、引継ぎが不十分、支援員が総入れ替えになり子どもたちとの継続的な関係を築くことができない、など問題が発生しています。
放課後児童クラブの運営を受託した事業者にとって、子どもたちに接するノウハウは営業上、重要なものです。ライバル関係にある他の事業者に伝えたくないことです。
契約が終了した時には、どんな保育をしていたか痕跡が残らないように、施設を空っぽにして引継ぎもなしに出ていった、という例も報告されています。
放課後児童クラブが6年生まで受け入れるようになっている時代に、3年の指定管理にするとこどもが事業者を3つ、経験する可能性があります。5年でも事業者の交代を経験します。子どもにとっては「いろいろな事業者の保育を経験できていい」ということにはなりません。職員が替わり方針が変わり、混乱する害の方が危惧されます。
事業者にとっても次も指定管理を取れるかどうか分からず、放課後児童支援員、以下支援員の雇用を続けられる保障がありません。そんな事業には、生涯の仕事として就職する人もいなくなります。
ある小学校では、音楽発表会と学習発表会のあり方を変えるのに、子ども達に体験の偏りが生じないように3年の時間を掛けるそうです。
放課後児童クラブも子どもの育ちを応援する大切な場です。子どもの成長と発達を見越した、先を見た取り組みが求められます。支援員の資格が定められ、専門性が求められるのは、そういうことです。
子ども達の成長に寄り添う仕事には、支援員が安定して将来を展望できる処遇と継続性が必要です。
しかし、放課後児童クラブを営利企業に任せてしまったところでは、コストを切り詰め儲けを上げるために、子ども達にしわ寄せがいっています。人件費や玩具・おやつ代を削って本部の利益を増やしていた例もあります。
まず職員の非正規化が進みます。来年、自分がいるかどうか分からない職員では、今年の教訓を来年に活かそう、というモチベーションも上がりません。低学年から高学年への発達に関わろうということにもなりません。
子どもの遊び道具も節約の対象になります。子どもが持って帰って来た折り紙がしわだらけなので理由を聞くと、1枚の折り紙を折っては拡げ、拡げては折って使うという話もあります。
地域で公的な性格を持って放課後児童クラブが運営されていると、職員の帰属意識も自治体や学区になります。
企業への委託が進んだところでは、支援員の自己紹介が「○○学区の放課後児童クラブの支援員です」から「株式会社○○の職員です」に変わったそうです。
岡山市が取り組んできた地域の子どもを地域で育てる、という考え方が通じなくなってしまいます。
そこでお尋ねします。

ア)運営の平準化に向けて、4月からの体制で取り組んできたことは何ですか。

イ)いきなりが難しければ、クラブの一部、という考えと業務の一部、という考えがありますが、どのように進めようとしていますか。

ウ)子どもたちの育ちを応援する支援員は先を見越して関われる継続的な雇用であるべきだと考えていますか。

エ)民間委託や指定管理で3年あるいは5年で子ども達に接する職員が総入れ替えになることは子どもとの信頼関係や発達支援にふさわしくないと考えます。ご所見をお聞かせください。

オ)こどものための費用がコスト削減の対象になる営利企業に放課後児童クラブを任せるのは不適当だと考えます。ご所見をお聞かせ下さい。

カ)岡山市の子育て支援として、放課後児童クラブは公的な性格を持つ非営利事業として行うべきではありませんか。

3 会計年度任用職員について

国が「働き方改革」の具体化の一つとして、非正規で働いている人を会計年度任用職員へ切り替えようとしています。
職種によって全員を会計年度任用職員へ切り替えることの問題は、党市議団の代表質問で指摘しました。
国は、制度導入の理由を臨時・非常勤職員について「適正な任用が確保されていない」ためだとしています。市として必要な職務の任用を適正にするため、として毎年、解雇することを厳格化するのは方向として間違っています。
そこでお尋ねします。

ア)不適正な任用とは、臨時的ではない常に必要とされる職に臨時・非常勤を充ててきたことの方です。臨時・非常勤を厳格に毎年、解雇するのではなく、正規にすることが「適正な任用」ではありませんか。

イ)ある職種の人員を全て会計年度任用職員にするとなると、現在の正規職員や臨時、嘱託の職員の処遇はどうなりますか。

ウ)これまで岡山市が必要として存在し続けてきた職種については、会計年度任用職員ではなく、正規職員で賄うべきではありませんか。

エ)とりわけ知識や経験が重要な専門性の高い職種、地域や子どもの成長に関わる計画的、継続的な視点が必要な職種として、学校図書館や公共図書館の司書、児童館の職員、公民館職員、栄養職員を全て会計年度職員にすることは市民サービスの低下になりませんか。

オ)どの職種をどれだけ、会計年度任用職員にするのか、どのような考え方できめるのですか。

カ)会計年度任用職員にはボーナスが必ず出ますか。

4 平成30年7月豪雨災害について

この夏は、豪雨、台風、地震と災害が相次ぎました。改めて自然の力を思い知らされたところです。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
今回は3つの点についてお尋ねします。

(1)地域の浸水対策
比較的、被害が小さかった中区も浸水に見舞われました。
地域の排水をするポンプの運用や宅地化の進展による水の流れの変化について、地域の方から意見をいただきました。
そこでお尋ねします。

ア)地域のポンプの所在や稼働させるためにどこに連絡したらいいかなどの情報は定期的に地域住民にお知らせしていますか。

イ)田畑の宅地化が進んだ地域で後から造成した方が嵩上げされていると、隣接地域へ水が流入することがあります。道路の嵩上げなどの対応は取れませんか。

(2)地域の水源の活用

豪雨で道路が崩壊し、埋設されている水道管にも被害が出ました。
さらに水道管の被害が大きかったり、今回の北海道のように停電が長引いたりすると長期間の断水も考えられます。
水道が使用不能になった時のために、地域の井戸を災害時の水源として把握し、活用しようとしている自治体があります。
岡山市地域防災計画でも、「地域内の井戸・湧水等を活用して飲料水の確保に努める」とされ、避難所運営マニュアルには「近隣井戸の確認」が明記されています。
例えば中区高島地域では井戸の利用が多いようです。手動ポンプならば、電源なしに水をくむことができます。電動ポンプで汲み上げている場合も、発電機を繋げば給水できるでしょう。そこでお尋ねします。

ア)岡山市は、市内の井戸の数や位置を把握していますか。

イ)災害時の井戸の活用にどのように取り組みますか。

(3)放課後児童クラブの対応

豪雨の後、警報や避難指示が解除された地域でも7月9日に全市統一で市立学校・園が休校になった際は、放課後児童クラブを開所するかどうかの判断がクラブによって分かれました。職員の状況を確認し、災害や地域の情報を得て、判断する必要があります。
働く保護者を支援する施設として小学校とは独立した判断が必要だと考えますが、小学校の情報も必要です。そこでお尋ねします。

ア)災害時の小学校の休校や授業短縮の情報はどのように放課後児童クラブに伝わりますか。

イ)学区ごとの災害種別や安全性の情報は、どのように放課後児童クラブに伝わりますか。

 

傍聴席への階段に昇降機が設置 明日から質問戦

18年09月6日

 

2018年9月定例岡山市議会は、明日9/7(金)から質問戦が始まります。

質問序盤は会派代表質問で、明日は自民党市議団と公明党市議団が質問します。

この9月議会に先立って、傍聴席に上がる階段の3階から4階までの部分に腰掛式の昇降機が設置されました。

岡山市議会は、地上の傍聴受付から傍聴席までが建物の4階分あり、1段1段上がっていかなければなりません。車いすの方については、議会事務局の職員などが集まって、傍聴席まで人力で持ち上げていました。

1階から3階までは、本庁舎のエレベーターで上がることができますが、迂回して長距離を移動する必要があります。昇降機で上がることができるのは3階からということで、決して十分ではありませんが、現状で可能なバリアフリー化の方策です。抜本的な解消には、本庁舎の建て替え問題が絡んでくるようです。

普段、昇降機は施錠されているので、ご利用を希望される際は、1階傍聴受付か議会事務局までお申し出ください。

 

ともあれ、明日からいよいよ質問戦。どうぞご注目いただき、できれば傍聴席においでいただいて直に市議と市当局のやりとりをご覧いただければと思います。

「発言通告」(代表質問の項目)はこちら (岡山市議会HP)

傍聴の手続きはこちら (岡山市議会HP)

 

インターネットでライブ中継を見ることもできます。

岡山市議会インターネット中継はこちら

 

 

 

【動画】 林じゅん 個人質問(2018.6.18)

18年06月21日

林じゅん個人質問(2018.6.18) 約42分

2018年6月定例岡山市議会の個人質問初日=6/18分の動画が、市議会HPで公開されました。

この日質問に立った林じゅん議員の動画は、上のリンクからご覧いただけます。

動画はパソコンのほか、タブレット端末やスマートフォンからも見ることができます。

 

 

【質問資料】 2018年6月議会 林潤個人質問(2018.6.18)

【質問原稿】 2018年6月議会 林潤個人質問(2018.6.18)

18年06月18日

(印刷用PDF)180618 個人質問原稿(林潤)

※事前提出した版であり、実際の読み上げとは一部異なる場合があります。

 

1.公共交通政策
(1)新総合交通計画及び地域公共交通網形成計画について
市は、総合交通計画及び地域公共交通網形成計画を策定しようとしています。17の課題が挙げられています。これらの課題について優先順位と対策のあり方、市の関わり方に疑問があります。
5月に日本共産党岡山市議団で、富山市と新潟市の公共交通政策を視察しました。どちらもLRTやバスの路線も料金もまちづくりの中に位置づけていました。地域の足の確保や高齢者施策として考えられていました。
例えば富山市も新潟市も昼間の高齢者の乗車に補助をしていました。新潟市では65歳以上の方のバス料金の半額を市が負担するシニア半わりで高齢者のお出掛けを促進しています。富山市では、65歳以上の方に利用者負担金1,000円の「おでかけ定期券事業」を行っています。お出かけ定期券所有者は外出に伴い、歩くことが増えました。国土交通省の「まちづくりにおける健康増進効果を把握するための歩行量(歩数)調査のガイドライン」(平成29年3月)に基づく試算で年間約7,900万円の医療費削減につながっているとしています。高齢者の外出機会を増やすと共に企業にとっても昼間の収入を増やすことになります。
岡山市で4月26、27日に両備バスの料金徴収のストが行われ、実質無料で乗車できた際に、西大寺から天満屋へ買い物に行く人達が大勢いたそうです。交通費の負担軽減は外出を増やします。図らずも社会実験になっていました。
富山ライトレールは政策的に100円で乗車できていたものを200円にしても乗客はそれほど減らなかったそうです。キャンペーンで公共交通を使ってもらい、車社会の市民の意識に公共交通が選択肢として入ればそれ以降も効果があるということです。基幹交通の沿線に人口を誘導する政策も採っていました。
岡山市でも課題に挙げてはいます。17の課題の04「交通不便地域の移動手段の確保」で「駅から800m、バス停から300m以上離れた地域に居住する人口は、約20万人(そのうち65歳以上の高齢者人口が5万人)」としています。このような課題に対応することこそが市民が暮らしやすい、暮らしていけるまちづくりです。それには移動権の考え方や交通の公共性に基づいた公的で面的な取り組みが必要です。
ところが岡山市では、目立つこと、単体のことに具体化が偏っているように思います。
そこで質問します。
ア 17の課題の重要度、優先順位はどのように付けたのですか。
イ 吉備線LRT化は、市全体のまちづくり、公共交通網のあり方として全市的に説明し、意見を聞くべきではありませんか。
ウ 公共交通の利用促進を高齢者の健康増進策に位置づけて、昼間の高齢者の利用に補助を出しませんか。
エ バスの乗り継ぎ割引・高齢者割引は、事業者だけでなく政策的な料金設定のために市も主体として関わるべきではありませんか。
オ 区役所等の公共施設への交通の確保は総合交通計画でどう位置づけていますか。
カ 交通不便地域の解消の位置づけはどうなっていますか。

(2)バス交通の充実について
両備バス、岡電バスの路線廃止届けと取り下げの経過で公共交通の整備が大きな関心を集めています。前述の党市議団の視察でバスも勉強してきました。
新潟市では市周辺部から長いバス路線が中心部に集中すると、周辺部ではバスの便数が少なく、中心部では過密になる、という問題をバス結節点を周囲に設けることで改善しました。中心部の便数の過密の解消で運転手を周辺部に振り分けることができました。
また周辺部から市中心部を直結する長い路線は快速バスに連節バスを導入し、一人の運転手で大量の旅客を運べるようにしていました。運転手不足への対策になります。
岡山市ではバスで市内を移動しようとすると一旦、天満屋バスターミナルもしくは岡山駅に出てこなくてはなりません。市内での移動、各区で公共施設に行くためのバス路線も不便です。
岡山市が強力にバス路線のあり方の調整を行うべきです。
バスの利用を促進するには行きたいところへ向かうバスが分かりやすい必要があります。
ところが地下街からどの階段を上がると目的のバス停に最も近いのかが分かりにくい状態です。○○行きは何番まで分かってもその乗り場へ上がる階段がどれか、分かりにくい地下街とバス停の配置図です。
そこで質問です。
ア バス路線に掛かる法定協議会に利用者の公募委員を入れてはどうですか。
イ 区別に住民意見を聞いて交通政策を策定するべきではありませんか。
ウ 区別にバス路線確保に取り組むべきではありませんか。区バス事業は考えませんか。
エ バス結節点の配置の構想はどうなっていますか。
オ バス路線の整理で、周辺部の路線確保のために運転手を振り分ける取り組みのイニシアチブを取りませんか。
カ 駅地下街の案内図をより分かりやすいものに見直しませんか。

(3)吉備線LRT化について
吉備線(愛称桃太郎線)をLRT化する際の費用負担の割合についてJRと総社市長、岡山市長が合意をしました。しかし、まだ予算が組まれたわけでも議会が可決したわけでもありません。
LRTの先進事例である富山市ですが、LRT化で踏切が信号になったのは富山駅から三箇所ほどです。あとは従前の踏切のままです。LRT化イコール踏切の信号化でも渋滞の緩和でもありません。
富山市のLRT化はまちづくり、バス路線と一体に行われました。LRTが15分に一本で、バスは30分に一本で乗り継ぐことができるように時刻表が組まれています。
岡山のようにこれから停留所の位置を考える、というLRT化ありきでは交通網としての全体像が見通せません。
そこで質問します。
ア JRと総社市長、岡山市長の合意で決定、推進なのですか。
イ 三者合意に基づく岡山市の負担約70億円の妥当性はどう検証しますか。
ウ 吉備線LRT化は、沿線住民への説明も不十分ではありませんか。町内会単位での説明会を行うべきではありませんか。
エ LRT化に際しては、既存の線路をそのまま活用するのですか。
オ 踏切を信号に変える為に必要な制度変更は何ですか。
カ 踏切の拡幅はJRの判断で可能ではありませんか。踏切の幅には何か、規制がありますか。
キ 吉備線の増便が今でもできる利便性向上ではありませんか。
ク 既存の駅へのバス等の公共交通の確保が今でもできる利便性向上ではありませんか。

(4)路面電車の延伸・環状化について
5月22日に開かれた「第五回路面電車乗り入れを含めた岡山駅前広場のあり方検討会」で、路面電車を岡山駅前広場に乗り入れる際には、現行のタクシー乗り場と一般車送迎場所を入れ替える「第2案」が了承されたことになりました。岡山県タクシー協会は、第2案での了承を表明したものの、岡山県バス協会は渋滞を懸念し、実証実験を求めていました。
乗り入れの効果については、この会議は「広場のあり方を検討する場だ」として回答がされていません。懸念だけでなく、期待に応える保証もしない会議になっています。乗り入れた際の影響を、駅前の自動車交通への影響に矮小化しています。
路面電車の沿線の人はみな、岡山駅からJRに乗るわけではありません。路線沿いのお店へ買い物に行くために使用している人もいます。市民が市内を移動するためには、岡山駅前広場への乗り入れよりも延伸や環状化が役に立ちます。
先日、富山市を視察した際に環状線に乗ってみました。200円均一で乗った場所へ間違いなく戻ってくることができるのは、地理に不案内な外来者には安心感がありました。車内でWi-Fiが使えるのも便利でした。
路面電車の岡山駅前広場への乗り入れは、JRからの乗り換えの分かりにくさが理由に挙げられています。もっと分かりやすくすることは可能です。平成27年6月議会で質問した際に、地下街から路面電車の乗り場への上がり口の写真を示しました。茶色い板に日本語で「路面電車のりば」と書いてあるだけで、写真もイラストもありませんでした。MOMOの写真でもあれば印象が変わる、と指摘しました。今は英語とハングルと中国語の表記が加わり、路面電車のアイコンと後楽園・岡山城の写真があります。路面電車で後楽園・岡山城へ向かう道筋であることが、少しは分かりやすくなりました。
観光の足を向けてもらいたい、路面電車を利用してもらいたい、というなら、こうした改善を進めるのが先決です。
また、岡山駅前で少々乗り換えの距離が短くなっても、降りる先が不便では路面電車の全体としてバリアフリーになりません。
そこで質問します。
ア なぜ、岡山駅前広場乗入れが延伸、環状化より優先順位が上なのですか。市民の日常の足のためにも、観光客の回遊のためにも、延伸や環状化が有効かつ優先ではありませんか。
イ 岡山駅前広場への乗り入れを前提とした「路面電車乗り入れを含めた岡山駅前広場のあり方検討会」の前に「路面電車の路線のあり方検討会」が必要だったのではありませんか。
ウ 乗り入れが新規利用者増にどれくらい繋がるのですか?
エ 路面電車の小橋、中納言電停のバリアフリー化と安全確保についてご所見をお聞かせ下さい。

2.岡山市立図書館整備実施計画
(1)中区の図書館の必要性について
市は、平成9年に策定し、平成14年に改訂した岡山市立図書館整備実施計画を見直そうとしています。
平成29年2月議会で私の質問に対して、公共施設等総合管理計画との関係では「まだないものをつくらないようにという、そういった計画ではございません」との答弁があり、図書館整備実施計画における東部地区の状況変化としては、人口増と道路の開通、供用開始が挙げられています。
図書館の役割は、単に本の貸し出し・返却の窓口ではありません。公民館での受け取り、返却で代替できるものではありません。司書がいて、専門家として市民の知的要求に応える場です。
先行取得されている図書館用地のある地域には「老後は図書館に通って過ごそうと思っている」という方がいました。子どもや高齢者が気軽に安心して過ごせる場にもなります。状況の変化はむしろ、東部地区図書館を整備すべき方向です。
そこで質問します。
ア 公共施設等総合管理計画を図書館を作らない口実にすると整合が取れないのではありませんか。
イ 図書館整備実施計画を見直すに当たっては、市民の意見を集めるアンケートを行い、議会で議論できるスケジュールにすべきではありませんか。
ウ 中区に図書館の建設はしない方向ありきの見直しはすべきではありません。ご所見をお聞かせ下さい。
エ 建設用地を確保している東部地区図書館の建設は具体化すべきではありませんか。